今回は名古屋市北区のSAKUMACHI商店街にあるOKASHI tabetai-おかしたべたい-という駄菓子屋さんに取材させていただきました。
尼ヶ坂駅を出て徒歩1分程と駅近でした!
OKASHI tabetai-おかしたべたい-さんは皆さんが想像している昔ながらの駄菓子屋さんとは違ってお子様だけでなく、大人も楽しめるおしゃれな雰囲気が魅力です。
お菓子の販売だけでなくイートインコーナーや、ハロウィンイベント、ビンゴ大会などの参加型イベントも豊富で毎日賑わっています。さらに夜には不定期開催で「おかしな夜」駄菓子バーを開催しているそうです!
店内には瓶ドリンクのコリントゲームや無料で遊べるゲームもあり、子供たちが楽しめる工夫がたくさんありました。
そんな魅力あふれる駄菓子屋さんを運営している中村さんと、店長の岡野さんにお話を聞かせていただきました。
Q.全国の駄菓子を取り扱われていますが、仕入れの際意識していることはありますか?
A.韓国フェアなども行っているため、全世界のお菓子を扱っています。また、地域性のあるお菓子を見つけてお店に置くことで、子供たちにも知ってもらう機会になれば良いなと思っています。
Q.かしたべ縁日やハロウィンイベントなど季節ごとにイベントを開催されていますが、このようなイベントを開催しようと思ったきっかけはなんですか?
A.まずはお客様に楽しんでもらいたい、というのが一番です。また、お店の外でイベントを開催して、SAKUMACHI商店街の他のお店目当てで来られた方が、商店街を歩いてきて、イベントに参加され、お店の中に入り、こういったおしゃれな駄菓子屋さんがあるということを知ってもらいたいという思いがあります。
ハロウィンの可愛いお菓子がたくさんありました♪
Q.SAKUMACHI商店街だけでなく、出張でイベントに参加されることはありますか?
A.イベントに呼んでいただいて、ブースを立てて出張でイベントに参加することもあります。
Q.賞味期限切れのお菓子を販売しようと思ったきっかけはなんですか?
A.お菓子は賞味期限が切れても食べることができます。そんな商品を破棄してしまうのはもったいないので、環境面や経営面、SDGsも意識して安く販売しています。また、駄菓子屋は子供たちの学びの場だと思っています。家にあるお菓子で賞味期限を気にしたことがないような子たちが意識してくれると嬉しいです。
Q.お店のキャラクター(かしたべモンスター)を作ったきっかけはありますか?
A.キャラクター(かしたべモンスター)を使ったカードやビンゴ、グッズがあり子供たちのここでしかできない楽しみになれば良いなと思っています。また、全国の駄菓子屋さんに発信できるため、そこで繋がりができることもあります。
可愛い『かしたベモンスター』が店内にたくさん!
Q.今後やっていきたいことはありますか?
A.今の時代に駄菓子屋を継続していくためには大人と子供が両方楽しめる場所にしていかなければいけないと思っています。そのため、大学生以上の大人に来ていただくためにお酒を飲みながらお菓子を楽しめるように夜の営業を始めました。
Q.お客様に快適に利用してもらうための内装の工夫はありますか?
A.大人と子供で目線の高さが違うため、下段の棚には子供に人気のお菓子を、上段の棚には大人向けのお菓子を陳列するようにしています。
子供たちが楽しめるような工夫がたくさんありました!
Q.どんなところにやりがいを感じますか?
A. 買い物中の子供達の笑顔や、イートインスペースなどで友達や家族とお菓子を一緒に食べているところを見た時にやりがいを感じます。
店内だけでなくお店の前にも椅子があるので購入したお菓子をすぐに楽しむことができます♪
Q.将来の展望はありますか?
A.日本全国に駄菓子屋を残していくことです。そのためには、事業として成立していけるようなスタイルをおかしたべたいが成功事例として作ることで、その形を全国の駄菓子屋さんに広げていきたいと考えています。
以上、OKASHI tabetai-おかしたべたい-さんの取材でした。
おしゃれな雰囲気が魅力的な店舗内は大人も子どもも楽しめる工夫があり、とてもわくわくするような空間でした。我々の不慣れな取材に丁寧に対応してくださりありがとうございました。
皆さんも是非、足を運んでみて、駄菓子屋さんの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
・所在地:愛知県名古屋市北区大杉一丁目19番11号
・営業時間:平日 11:00~18:00 土日祝 10:00~18:00 定休日 毎月第一水曜日、毎週火曜日
SNS
・Instagram: https://www.instagram.com/kashitabe_ngy/
〔取材・執筆者〕酒向、加藤、鈴木
この記事は2024年2月の情報です。
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