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執筆者の写真ささラボ

文化のみち~二葉館・橦木館~    名古屋の観光地は名古屋城だけじゃない!魅力いっぱいの“文化のみち”をご存知ですか?

更新日:2023年2月13日

・​​「文化のみち」とは?

名古屋城から徳川園に至るエリアを「文化のみち」と名づけ、名古屋の近代化の歩みを伝える多くの貴重な歴史的遺産が残されています。

イベントの実施や建築遺産の保存・活用が進められています。

今回は文化のみちにある二葉館・橦木館についてご紹介していきたいと思います​!​

​​​・二葉館



二葉館は高岳駅から徒歩10分程度の場所にあります。​​「日本の女優第一号」の川上貞奴と、「電力王」の福沢桃介が大正時代に暮らした館を移築・復元したものです。二人は夫婦という訳ではなく、事業のパートナーでした。

​​​和洋折衷で豪華な建物は当時「二葉御殿」と呼ばれ、政財界人や文化人が訪れるサロンとなり、川上貞奴がもてなしたそうです。

​​​赤い瓦葺きの洋風屋根、館内のステンドグラスや螺旋階段、そして当時では驚くほどの充実した電気設備が特徴です。



館内では川上貞奴に関する資料の他に、愛知県にゆかりのある文学資料の展示もあります。また、定期的に企画展を開催しているので、ぜひチェックしてみてください!​​

​​​・橦木館

橦木館は二葉館から徒歩5分程度の場所にあります。

ここは陶磁器商として活躍した井元為三郎が、大正末期から昭和初期に建てた邸宅です。


大きく区割りされた敷地に和館や洋館、蔵、茶室、庭園などが当時のまま残されています!

昭和初期の「歴史・文化」に触れてみてはいかがでしょうか?

また、橦木館ではコンサートやジャズライブ、各種展示会などのイベントが開かれています!(​​イベント情報はホームページでご確認いだけます。下記URL記載)


こちらは橦木館に併設されているカフェのパンケーキと紅茶のクリームソーダです。

​​​2018年に橦木館の1階がカフェスペース「SHUMOKU CAFE」としてリニューアルオープンしました。カフェのみの利用であれば入館料は無料です!

オリジナルの紅茶やパンケーキもあり、展示を見学後の休憩にもってこいです。大正末期当時の美しいステンドグラスや庭園を眺めながら、ゆっくりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

両館ともに日によってガイドボランティアの方々がいらっしゃいます。

(詳しくはホームページでご確認ください)

ホームページには載っていない情報や歴史の話など、興味をそそるような話を知ることのできる貴重な機会なので是非聞いてみてはいかがでしょうか?

【施設情報】

・文化のみち二葉館

〒461-0014

所在地:愛知県名古屋市東区橦木町3丁目23番地

電話:052-936-3836

開館時間:午前10時~午後5時

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日休館)

アクセス:地下鉄桜通線「高岳」下車「2番出口」より徒歩約10分

・文化のみち橦木館

〒461-0014

所在地:愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18番地

電話:052-939-2850

開館時間:午前10時~午後5時(橦木カフェは10:30~L.O16:30)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日休館)

アクセス:地下鉄桜通線「高岳」下車「1番出口」より徒歩約10分

     文化のみち二葉館より徒歩約5分

公式ホームページ

【取材・執筆:梶田、戸谷、安藤】

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