top of page
執筆者の写真ささラボ

「名古屋から音楽で盛り上げる!4人組ガールズバンド」(前編)

・名古屋は音楽の激戦区!?

突然ですが、名古屋の歌手と聞いて誰を思い浮かべますか?全国放送のテレビなどのメディアに多く出演するアイドルや、国内外のアーティストを集めて2日間で4万人を動員するフェスを開催したバンドなど、名古屋には様々なジャンルで活躍しているアーティストがいます。

・名古屋で結成された4人組

現在、コロナ禍においてライブに規制がかかり、配信や感染対策を行った上でのライブなど音楽は新しい形へと向かっています。

そんな2020年の11月27日、2週間前からの検温やマスクとフェイスシールドの着用といった感染対策を行い、ソーシャルディスタンスを保った上でワンマンライブを成功させた名古屋のバンドがいます。

4人組ガールズバンド「BabySitter」です。全員愛知県出身で2015年に結成しBabySitterは、主に栄や藤が丘などでライブ活動を行っていました。メンバーの脱退、加入を経て2017年にタワーレコード渋谷店の未流通コーナーでCDを発売。通算11週1位を記録すると、2018年にはタワーレコード未流通CD1位の記録を全て塗り替え、全国流通版のCDも発売。2019年には東名阪でのワンマンライブを成功させました。


代表曲「ボクのうた」https://youtu.be/d-qvl0QaNyc

今回はBabySitterにバンド結成秘話と、コロナ禍での活動について取材してきました。


(左からボーカル&ギター・Yui、ベース・Mai、ギター・Rio、ドラム・Miku)


・BabySitterの結成


――何がきっかけで音楽(特にバンド)を始めたのですか?


Rio:小さい頃からピアノやバイオリンとか楽器をしていて、小中で吹奏楽もやっていたんですけど、高校では部活に入らなくて。そこで新しい事を始めたいって思った時に家に飾ってあったギターを触ったのがきっかけです。


Yui:私はずっと昔から歌うのが好きでギターも一緒にやっていたんですけど、1人でステージに立つのが寂しいなって思って(笑)。バンドなら寂しくないなって思ったのと、高校の文化祭でバンドを組んでみて本格的に始めたいと思ったのがきっかけですね。


Mai:私は小学校の頃からコピーバンドを組んでベースだけじゃなくてギターやドラムもやっていました。その頃からSCANDALさんが好きで、SCANDALさんに憧れてガールズバンドを組みたいなって思いました。


Miku:結成時にドラムがいなかったので始めました(笑)。


――バンドを組むことになってからドラムを始めたのですか!?



















(ドラム・Miku)

Miku:そうですね(笑)。


Yui:Mikuがベースをやるって話もあったよね。


Mai:そうそう、それで私がドラム叩くっていう(笑)。


Yui:でも、最初会った時に見た目と演奏のギャップがあったら面白いなって思ってMikuにドラムをやって欲しいって言いました。


――全くの初心者から初めてあんなに激しいパフォーマンスができるのはすごいですね。ちなみに「BabySitter」というバンド名はどのように決まったのですか?


Yui:Maiと初めて会った日に結成して決めたね(笑)。



















(ベース・Mai)

Mai:最初コピーバンドをやろうってなってて、結成当時流行ってた診断メーカーのバンド名メーカーに私のフルネームを入れたら「Sexy Baby Sitter」って出てきたんです(笑)。そこから私たちセクシー要素ないよねってなってBabySitterになりました。


――当時はまだ全員高校生でしたね(笑)。


・コピーバンドからオリジナルバンドへ


――元々コピーバンドだったのがオリジナルバンドになったきっかけは何ですか?


Yui:最初コピー曲しかやっていなくて、TwitterでSCANDALさんが好きな人を中心にフォローして、そういった方々がお客さんとして来てくれるようになった時、「自分たちの曲作ってみなよ」って言われたのがきっかけです。そして出来た自分たちの曲を披露した時、お客さんが楽しんでくれたのが嬉しくて、もっと自分たちの曲を作ってたくさんの人に聴いて欲しいなって思いました。


――高校生だった結成当時から現在までで変わったことはありますか?



















(ボーカル&ギター・Yui)

Yui:やっぱり「楽しい」からバンドは始まって、高校生の時はギターを背負ってスタジオに行くことすら楽しかったですね。今も楽しいのはもちろんですけど、聞いてくれる方やライブに来てくれる方はお金を払っているので、より良いものを作っていこうという「責任感」が生まれてきました。


――責任感が生まれてくる中で、昨年はライブハウス以外にもささしまライブのイベントなどにも出演されていましたが、ライブハウスとの違いはありましたか?


(中京テレビ 24時間テレビ2019 スペシャルLiveでのステージ)


Mai:ライブハウスだと「バンド」を観に来てくれる方が多いんですけど、イベントだと昨年のSASASHIMA XMASLIGHTSではマルシェが目的で来たお客さんが、ステージがあるから観ていくということが多いので、セットリストもキャッチーな曲を組み込んだりしています。



















(ギター・Rio)

Rio:あとは小さいお子さんもいるので、喜んでもらえるようなポップな曲も入れて工夫しています。


Yui:BabySitterだけにね(笑)。そのイベントの時に「初めて観ました」って言ってCDとか買ってくれる方がいるとめっちゃ嬉しいです(笑)。


(SASASHIMA XMASLIGHTSでのステージ)


 ささしまライブのイベントなどでBabySitterを見かけた時は、彼女たちのパフォーマンスを体感してみてはいかがでしょうか?

 さて、今回の記事ではBabySitterの結成時を中心でしたが、後編では2020年は新型コロナウイルスの影響で多くの活動を制限された中、BabySitterはどのように活動したのかを中心に取材しましたので是非ご覧ください。




・公式HP 


・公式YouTube 


・公式Twitter 


・公式Instagram


【取材・執筆:ささラボ取材班 武田】


Comments


bottom of page