愛知県は、ものづくりの産業遺産が豊富です。そこで地場産業を観光に活かした体験型施設を取材することにしました。
今回、ささラボ取材班が訪れたのは、三河工芸ガラス美術館です。ここは、従来の美術館とは違った特徴を持つ面白い施設です。
観る人と作品の距離を限りなく近づけたいとのコンセプトのもと、どことなく親しみを持てる館長の手づくり作品がたくさん展示してあります。さらに、ガラス工芸の体験会や教室も開かれています。
また、三河工芸ガラス美術館は写真撮影ができる美術館です!
(※三脚や自撮棒や一眼レフの使用は禁止)
なかでも、巨大万華鏡は一見の価値ありで、インスタ映えスポットとしてとても人気があります!
◇ポイント①自分が万華鏡や光の世界に飛び込む!?
こちらの写真は巨大万華鏡です。2000年に世界最大の万華鏡として、ギネスに認定されました。
この写真は、実際に巨大万華鏡に入って撮影した写真です。
巨大万華鏡は宇宙の誕生のお話とともにスタートします。自分が万華鏡の中に入っているような感覚になり、万華鏡の世界を体感することができます。たくさんのシーンで構成されており、美しさとダイナミックさに圧倒されます。宇宙の誕生前の薄暗い描写から、宇宙誕生の鮮やかな万華鏡が登場するところが、特におススメです!
この写真は、彫刻の部屋の「四季」です。「四季」の部屋は、鏡に掘られた彫刻と光で作られた空間で、日本の四季折々の魅力を表現しています。全面が鏡になっているため奥行きが無限に感じられ、とても広い場所で日本の四季の移り変わりを体感できるので、とても不思議な気持ちになります。特に冬のシーンが良かったです。美しく輝く銀世界がとてもきれいに表現されています。ぜひ、皆さんも彫刻と光のコラボレーションを体験してほしいです!
◇ポイント②カメラ越しの万華鏡
こちらの動画は、万華鏡を覗く部分にiPhoneのカメラを当てて撮影したものです。三河工芸ガラス美術館には、自分のカメラを当てて万華鏡を楽しめるものが多く、お気に入りを映像で保存することができます。
三河工芸ガラス美術館には、ぜひカメラを持っていってください。自分の目や体で感じて楽しめるとともに、それらの体験を写真や動画に収めることもできます。
そして、三河工芸ガラス美術館のある西尾市は抹茶が有名です。美術館に遊びにいくついでに、抹茶や抹茶スイーツの食べ歩きをしてみてもいいかもしれません。
ささラボ取材班は、取材の帰りに西尾駅できれいな景色を見ることができました!運が良ければ、皆さんもこうした景色に恵まれるかもしれません。ぜひ、三河工芸ガラス美術館に訪れてみてはいかがでしょうか。
主な施設情報
・開館時間
10:00~17:30
・休館日
原則月曜と第一火曜
・住所
〒444-0326 愛知県西尾市富山町東郷5
公式ホームページ
・アクセス
名鉄「名古屋駅」から西尾線で「西尾駅」下車
名鉄バス下矢田経由刈宿行乗車、上矢田北下車、西へ500m
(名古屋から70分)
・バスの時刻表
【執筆:ささラボ取材班 河合】
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