突然ですが、“サッカー神社”を知っていますか?
愛知県日進市の白山宮(はくさんぐう)にある「足王社」には、足腰の神様である「足名椎神(あしなづち)」が祀られています。
足腰に強いことから、Jリーグで活躍するプロのサッカー選手が訪れることもあるそうです!
今回は「足王社」に注目し、詳細をご紹介します。
《足王社の起源と特色》
日進市の藤島町には飯田裏街道と呼ばれた街道があり、「足名椎神」をお祀りする“ほこら”がありました。そこでは、商人や旅人が道中の足の安全を祈願していたと言われています。
時代の流れと共に、街道の人通りが減り、終戦前後に白山宮に観請したのが起源とされています。
(足王社のホームページより)
他の神社では見たことがないような、モダンで美しいデザイン、かつ木造ならではの温かみを感じられる社殿です。中に入って空を眺めると、気持ちが安らぐ景色が広がっています。
なでると痛みがとれるという〝痛みとり石“が祀られていることが特色と言われています。
《参拝方法》
社殿に足を踏み入れ、参拝をします。
500円のお賽銭をすると、白山宮の御朱印が入った「撫で布(なげふ)」を頂けます。
社殿の奥に進むと、“痛みとり石”があります。「撫で布」を当てて撫で、御蔭(おかげ)を移します。
その後、この「撫で布」で痛みがあるところ、患部を摩ることで次第に回復すると言われています。
このように足腰にまつわるご利益があることからJリーグの選手が参拝に訪れたこともあるそうです。
足王社で参拝し、疾患が早期に完治された方や写真にあるようなサッカー選手が多く足を運ぶそうです。御利益を得た方が、感謝の御礼参りに訪れることも多いそうです。
このことから“サッカー”神社と呼ばれるようになったのですね。
また、白山宮には日本サッカー協会公認の御守(おまもり)があります。
エンブレムが入った御守や絵馬は、他ではあまり見られない特別なものです。
白山宮の公式ホームページでは、遠方の方でもこの御守を郵送で授与することができます。
入り口にもエンブレム入りの大きな絵馬の看板が建てられています。
平日には、各地からご年配の方が訪れ、土日は若い方の参拝が多いようです。
またワールドカップやオリンピックなどの予選の試合が始まるとサポーターの参拝が一気に増加するそうです!
足腰に悩みを抱える方だけでなく、応援のために訪れる方も多いようですね。
美しい自然の中に建立しているので、お散歩を兼ねて足を運ぶのもお勧めです。
この記事をご覧になったスポーツをしている方、サポーターの方も、ぜひ日進市にある“サッカー神社”に足を運んでみてはいかがでしょうか?
施設情報
所在地:〒470-0121
愛知県日進市本郷町宮下519番地
アクセス:地下鉄星ヶ丘 タクシー15分 豊田新線日進駅タクシー5分
【取材・執筆:ささラボ取材班 和田】
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