東海地方が誇る世界の“トヨタ”。その博物館が、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園の近くにあります。トヨタ自動車創立50周年を記念し1989年に創立されました。トヨタの自動車のみならず、世界的に珍しい歴史のある自動車も目にすることが出来ます。展示されている自動車はなんと約140台。
レトロなデザインに、車に興味がない方も惹きつけられるでしょう。今回はそれらを紹介していきます。
クルマ館に入り、最初に目につくのは、トヨダ AA型乗用車 "レプリカ"(1936年・日本)です。トヨタ自動車初の生産型自動車として誕生しました。
車名が「トヨダ」なのは当時の社名が「トヨダ」だったからです。トヨタ自動車、そして博物館における、シンボル的な一台です。
上の階にいくと、歴史のある自動車が多数展示されています。生産された年代や国ごとに特徴があり、自動車の発展を感じられます。ここでしかお目にかかれない、貴重な自動車を間近で見ることができ、圧巻です。
2階は「自動車の黎明期(れいめいき)から日本車の誕生」、3階は「モータリゼーションの進展と多様化」というタイトルで、時代を追って見ていくことが出来ます。その一部を写真でご紹介します。
クルマ館を見学し終え、新館へ向かうと、1階にはミニチュアカーや、お土産を買えるミュージアムショップがあります。
そして、2階には常設展示ゾーンと企画展示ゾーンがあります。企画展示ゾーンは、アンケート投票によって選ばれた自動車が展示されていました。
1位になった自動車は、幻の名車「トヨタ2000GT」でした。
クルマ館1Fにはミュージアムレストラン「AVIEW」があります。ささラボ取材班もそこでランチをとりました。今回は2000GTの焼き印がされたホットドッグを注文しました。予想以上に大きくて驚きましたが、美味しくいただきました。
◇編集後記
一通り館内を見学して、昔のものを見ているはずなのに、なぜか真新しいものを発見したかのような印象を受けました。この記事では、ほんの一部の自動車しか紹介していません。
他にも魅力的な自動車や見どころがたくさんありますので、ぜひ実際に足を運んで頂き、自分のお気に入りの一台を見つけてみてはいかがでしょうか?!
今回の取材先
所在地:〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100
開館時間:9:30~17:00 (入館受付は16:30まで
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始
アクセス:
名古屋駅→地下鉄東山線藤が丘駅(25分)
・藤が丘駅→名鉄バス・トヨタ博物館前(15分)→徒歩5分
・藤が丘駅→東部丘陵線・芸大通駅(約10分)→徒歩5分
URL:トヨタ博物館 - トヨタ自動車
【取材・執筆:ささラボ取材班 川上】
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