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執筆者の写真ささラボ

あなたのお気に入りの一台が見つかる?! ―トヨタ博物館―

更新日:2019年12月22日

 東海地方が誇る世界の“トヨタ”。その博物館が、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園の近くにあります。トヨタ自動車創立50周年を記念し1989年に創立されました。トヨタの自動車のみならず、世界的に珍しい歴史のある自動車も目にすることが出来ます。展示されている自動車はなんと約140台。

 レトロなデザインに、車に興味がない方も惹きつけられるでしょう。今回はそれらを紹介していきます。


愛知県長久手市・トヨタ博物館
【トヨタ博物館の外観】

 クルマ館に入り、最初に目につくのは、トヨダ AA型乗用車 "レプリカ"(1936年・日本)です。トヨタ自動車初の生産型自動車として誕生しました。

車名が「トヨダ」なのは当時の社名が「トヨダ」だったからです。トヨタ自動車、そして博物館における、シンボル的な一台です。


トヨダ AA型乗用車 "レプリカ" (1936年・日本)
【トヨダ AA型乗用車 "レプリカ" (1936年・日本)】

 上の階にいくと、歴史のある自動車が多数展示されています。生産された年代や国ごとに特徴があり、自動車の発展を感じられます。ここでしかお目にかかれない、貴重な自動車を間近で見ることができ、圧巻です。

 2階は「自動車の黎明期(れいめいき)から日本車の誕生」、3階は「モータリゼーションの進展と多様化」というタイトルで、時代を追って見ていくことが出来ます。その一部を写真でご紹介します。


ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト (1910年・イギリス)
【ロールスロイス 40/50HP シルバーゴースト (1910年・イギリス)】

パブリカ UP10型(1961年・日本)
【パブリカ UP10型(1961年・日本)】

トヨタ スポーツ800 UP15型(1965年・日本)
【トヨタ スポーツ800 UP15型(1965年・日本)】

レーシングカー、スポーツカーの数々
【レーシングカー、スポーツカーの数々】

 クルマ館を見学し終え、新館へ向かうと、1階にはミニチュアカーや、お土産を買えるミュージアムショップがあります。

そして、2階には常設展示ゾーンと企画展示ゾーンがあります。企画展示ゾーンは、アンケート投票によって選ばれた自動車が展示されていました。

 1位になった自動車は、幻の名車「トヨタ2000GT」でした。


トヨタ博物館展示・トヨタ2000GT
【アンケート投票1位のトヨタ2000GT】

 クルマ館1Fにはミュージアムレストラン「AVIEW」があります。ささラボ取材班もそこでランチをとりました。今回は2000GTの焼き印がされたホットドッグを注文しました。予想以上に大きくて驚きましたが、美味しくいただきました。


ミュージアムレストラン「AVIEW」のホットドッグ

◇編集後記

 一通り館内を見学して、昔のものを見ているはずなのに、なぜか真新しいものを発見したかのような印象を受けました。この記事では、ほんの一部の自動車しか紹介していません。

 他にも魅力的な自動車や見どころがたくさんありますので、ぜひ実際に足を運んで頂き、自分のお気に入りの一台を見つけてみてはいかがでしょうか?!


今回の取材先

所在地:〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100

開館時間:9:30~17:00 (入館受付は16:30まで

休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始

アクセス

名古屋駅→地下鉄東山線藤が丘駅(25分)

・藤が丘駅→名鉄バス・トヨタ博物館前(15分)→徒歩5分

・藤が丘駅→東部丘陵線・芸大通駅(約10分)→徒歩5分



【取材・執筆:ささラボ取材班 川上】

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